菅原市長とビル所有者は家族ぐるみの付き合い
サンライズビル借り上げ計画は“闇の産物”か!?
 4月16日から旭川市が借り上げ、農政部と市史編集課が入居することになっていた、旭川市内の学校法人が所有するサンライズビル(旧東京生命ビル)に異変が起きた。引っ越し準備に入ろうとしていた矢先、「学校施設を収益事業として他に賃貸することはできない」と道の方から待ったがかかったのである。規則に抵触することを、貸す方も借りる方も知らなかったというお粗末な事態の発覚に関係者の戸惑いが広がり、さらに問題は学校法人と親密な関係にある菅原市長を巻き込んで、複雑化の様相を呈している。(記事は4月7日現在)
旭川市議選◎○△直前情報
 統一地方選は4月13日に知事選、道議選の投票・開票が行われ、次は第2ラウンドの市民にとって最も身近な旭川市議選の告示が4月20日に迫っている(投票は27日)。定数36に対して47人の立起が確実視される情勢の中で、すでに現職、新人の激しいつばぜり合いが始まっている。まれにみる大激戦の行方を占ってみた。(記事は4月5日現在、文中敬称略)
外部監査で分かった市議政務調査費96万円の使い道
 旭川市の補助金事務について公認会計士などが調査した「2001年度包括外部監査の結果報告書」がこのほどまとまり、市議会議員に支給されている「政務調査費」の使途や事務処理のずさんな実態が明らかになった。支給額の半分以上をタクシー代に使ったり、本来は自己負担すべき交通費を同調査費の中から受け取っていたりした議員もいた。領収書など、証拠書類が適切に整理・保管されていないケースも多く、その事務処理もいい加減だった。
久保恒雄に公取、会計検査院も重大な関心
 中国から輸入した玄そばを「江丹別産玄そば」として偽って販売、その収益など5億8000万円を申告せず1億8000万円近い脱税をして起訴された元神居農協組合長の久保恒雄(68)。検察ではこのほか、久保が経営する企業に対して長年行政が与えてきた異常なほどの“便宜”にも重大な関心を寄せていると伝えられ、さらに市民からは詐欺事件でも告発され、稀代の悪人ももはや絶体絶命のところにまで来ている。
旭川市内高校別大学合格者数一覧
 長引く不況で受験生の国公立志向が一層強まっているが、上位校と地方大学との二極分化も進んでいる。大学、学部間格差が広がり、人気ある大学・学部の難易度は上昇傾向にある。そんな中、来年のセンター試験から科目数が5教科7科目に増えることを嫌い、志望校を実力よりも下げる動きも目立った。本誌では旭川市内の各高校にアンケート調査を実施。どこの高校からどの大学に何人合格したかを集計した。(記事及び合格者数は4月1日現在)
報酬500万、不可解な旭川市「参与」
 苦しい台所事情から助成金大幅カットなどの痛みを伴って編成された旭川市の15年度予算。だがこの中に不可解な項目がある。「新たに特別職参与を1人置く。報酬500万円」。参与って何だろう? 仕事は? そして今この時期に必要なのだろうか。
小柳蒟蒻店・野村製菓が相次ぎ破たん
 小泉首相の繰り返す「痛みを伴う改革」。改革の方は一向に進まないが、痛みは容赦なく多くの企業と国民を襲っている。とくに痛烈な打撃を被っているのがローカルの中小零細企業。旭川でもこの3月、半世紀、1世紀と長く市民に親しまれた食品製造販売の老舗企業2社がのれんを降ろした。長引く不況下、さまざまな手立てで大手に対抗してきたが、万策尽きての破綻だった。
廣野氏殺害・半澤兄弟の第5・6回公判
 廣野組会長・廣野忠雄氏殺害事件など9件の事件で起訴されている半澤馨被告(66)と半澤昇被告(63)の第5回公判(3月17日)と第6回公判(3月27日)が旭川地裁(井口実裁判長)で開かれた。回を重ねるごとに傍聴席には空席が目立つようになり、市民の関心の薄れも感じられるが、裁判は次第に犯罪の核心に迫るものになってきている。ここでは前号に続いて検事や弁護士の被告人質問のやり取りを中心に報道してみる。