特集/天皇皇后両陛下ご来旭
写真と記事で振り返る その日、その時の旭川
 天皇皇后両陛下が7月4日、ご来旭した。2000年3月に起きた有珠山噴火の復興状況などの視察を兼ねて道内各地を訪れたもの。旭川では市民有志が「奉迎委員会」を発足、お迎えの準備を進めてきたが、沿道や視察先では、予想を遥かに超える市民が両陛下をお迎えし、熱烈な歓迎を行った。両陛下は4日、旭川グランドホテルに宿泊、5日午前、旭川空港から特別機で帰京された。
 本誌では、旭川ご滞在中の両陛下のご様子や、市民の歓待ぶりを写真をふんだんに使った記事で特集した。
旭川小売業戦々恐々!「イオン」来年4月開業の全貌
 来春、いよいよイオンのSCが旭川に開業する。4階建てで店舗面積3万9486平方メートル。旭川の商業施設としては最大となる。巨艦参入で小売業界のサバイバル戦はさらにさらに熾烈なものとなりそうだが、「市内の業界地図を塗り替えるような激震。とくに駅前デパートの打撃は大きい」と言われる。
100条委に持ち込まれた菅原市長と杉浦剛太郎氏の関係
 旭川市の不透明なサンライズビル借り上げ計画をめぐり、ついに市議会に100条委員会が設置されることになった。役所内の調査だけでは疑惑の核心部分の解明が難しいため、外部の関係者の証言も求めようとするもので、借り上げの検討を指示した前総務部長はじめ、ビルの所有者である杉浦剛太郎夫妻、杉浦氏への資金融資を行った商工中金の担当者などの証人喚問が予想されている。旭川市始まって以来という100条委員会の設置は、果たしてどのような効果を生むのか、野党議員の腕の見せどころである。
菅原市長が 職員に「行動基準」を通知「あんたに言われたくない」
 旭川市役所幹部職員の選挙違反事件や、サンライズビル借り上げ計画にみる不適切な事務処理、さらには悪質な交通違反など、市職員をめぐる不祥事が間断なく現れてくる。こうした事態に注意を喚起する意味を込めて「市職員の行動規準」が制定され、全職員に通知されたが、この通知の主が、辞職勧告まで突きつけられている「市長」であることから、職員の間では、「あんたに言われたくない」という皮肉めいた反応が生まれている。
久保恒雄(元江丹別農協組合長)に懲役2年6ヵ月求刑
 中国産玄そばを江丹別産と偽って販売、巨額な利益を上げたうえ、3年間で1億7500万円もの脱税を行っていた元江丹別農協組合長の久保恒雄被告(68)の論告求刑公判が7月4日午前10時から開かれ、検察側は「犯行はきわめて悪質、同情の余地はない」として懲役2年6ヵ月、罰金5500万円を求刑した。判決公判は7月25日に予定されているが、すでに社会的制裁を受け、68歳という年齢を考慮したとしても、長年に及んで悪の限りを尽くしてきただけに、厳しい判決となることが予想される。
エーコーがホテル層雲を落札
 オーナーの本間興業自己破産の後、休業となっていた上川町層雲峡の『ホテル層雲』。2回目の競売が行われ、不動産管理業の(株)エーコー(旭川市4条西3丁目)が1億1500万円で落札した。一部リニューアルしホテル名はそのままで9月にオープンさせる予定だ。
夢は足せるか!JR永山駅前通り拡幅整備
 地元の念願だったJR永山駅前通りの拡幅整備がほぼ決まった。9月にも事業認可が下りる見込みで、地元商工会では「10年にわたる運動の成果」と喜ぶ一方、「整備後、沿道に建築される建物には色や素材に統一感を持たせ、景観にも配慮、新しい旭川の玄関口にふさわしい街並みを形成したい」と話している。
タイムリーインタビュー 上川支庁長 青木次郎氏
 6月の道の人事異動で前環境生活部環境室長の青木次郎氏が上川支庁長に就任した。「上川の経済の復興と雇用の確保に尽力する」と話す青木氏に新支庁長としての抱負、上川の基幹産業への提言などを聞いた。(収録日・7月1日)
あおき・じろう  札幌市出身。北海道大学大学院終了後、愛知県庁を経て1977年に道庁入庁。経済部観光局長、環境生活部環境室長を経て5月1日付けで上川支庁長に着任。趣味は山歩きで大雪山系の登山も以前から親しんでいる。