真特集 旭川市の第3セクター
市役所OBズラリ、恵まれている第2の人生

第3セクター12団体一覧
第3セクターって何? その問題点は? 
 定義曖昧、昭和40年代〜60年代続々誕生 天下りに批判、統廃合見直しの声も
見直しはやっているのか? 
 情報公開を積極的に行い、業務移管、整理・統合も視野に入れた改革必要
収支はどうなの? 
 総じて内容の良い旭川の第3セクター 振興公社はこれまで市に14億円の寄付
市OBの収入はいくら? 
 収入は定年前の3分の1以下 それでも恵まれている第2の人生
役員人事はどう決まる? 
 役員にズラリ元助役、元部長 『関与の方針』で一定の制限

東旭川「猪狩農機」の大量名義借り発覚
 昨年11月1日、旭川市東旭川の農機具販売会社「(有)猪狩農機」が不渡りを出し倒産した。猪狩清幸社長は夫人とともに10月末から失踪しており、いまだ行方は知れない。負債総額は約1億円。12月に代理人が破産申請を行い、会社の整理にめどはついたものの、猪狩社長が約3000万円もの「クレジットの名義借り」を行い会社の運転資金を捻出していたという事実が発覚した。名義を貸した地元農家は10件あり、クレジット会社からの身に覚えのない請求に戸惑っている。ただ、この「名義借り」の事実にはクレジット会社も気づいていたという証言もあり、、近く被害者の会を結成し、法的手段を講じる準備をすすめている。
30年間も見過ごされてきた旭川民主商工会の違法行為
 旭川民主商工会(民商、旭川市曙北2条5丁目)で恒常的に行なわれてきた税理士法及び行政書士法違反行為が明らかになってきた。会員企業の各種申告書の作成や書類申請にあたり、「特別会費」という名目で事実上の報酬を受け取っているもので、「税理士や行政書士でない者は業務を行なうことができない」とする法律に違反している。民商内部でも長年問題視されてきたというが、改善されないまま今日にまで至っている。
「道北病院」で医療ミスの疑い 担当医が土下座して謝罪

 道北病院(正式名称=独立行政法人国立病院機構道北病院、院長=清水哲雄氏)といえば、明治34年に旧陸軍第七師団衛戍(えいじゅ)病院として創設された権威ある病院。戦後は国立病院として地域医療の現場で中心的な役割を担ってきた。北海道における呼吸器疾患の基幹医療施設に指定されており、「肺炎なら道北病院」という信頼感が定着している。ところが、その道北病院を舞台にした「医療ミス」の情報が本誌に寄せられた。真相は謎のままだが、一貫して報道機関への説明を拒否している道北病院側の姿勢が気になる。

優佳良織工芸館など3施設、再建へ始動
 (株)エルム(木内和博社長)が所有する優佳良織工芸館、国際染織美術館、雪の美術館など3施設の土地・建物が、約16億円の債権を持つ新生銀行(旧日本長期信用銀行)から突然競売にかけられてほぼ1年。先行きが懸念されていたが、2月10日に行なわれた2回目の競売で、受け皿会社の(株)北海道伝統美術工芸村(木内順子社長、資本金1000万円)が落札した。金額は1億9200万円(最低売却価格は1億8800万円)。3月中に払い込みが行なわれる。その後新会社がエルムから営業譲渡を受け運営に携わっていくが、資金調達にもめどが立ち、再建に向けて大きく前進した。
市議会議長選 本命は中島哲夫、最後のチャンスに賭ける印田隆
 旭川市議会の議長、副議長の改選期が近づいている。本来は4年任期だが、2年で交代(辞任)するのが議会の約束事で、今回も慣例に従う気配が濃厚。議長候補で最有力は最大会派・公正クラブの中島哲夫だが、前回投票で敗れた新政会の印田隆も最多の当選回数で議長ポストの奪取をうかがう。(文中敬称略)
旭川フードテラス テナント招致タイムリミット迫る
 旭川フードテラスの迷走が続いている。1階の空きスペースに入居する飲食店はほぼ決まったものの、2階についてはIT企業への賃貸がまとまりかけたのに、結局は「ご破算」となった。「タイムリミット」の年度末まであとわずか。関係者は買物公園の再生を目指して努力を続けているようなのだが……。(記事は3月9日現在)
旭川市と上川支庁管内の教科書採択を検証する
 ここ数年、様々な議論を巻き起こしている「教科書採択問題」。採択に至る経過や決定までの事情が、市民にはきわめて分かりにくい構図になっている。本道の教科書採択の実態を、上川支庁管内および旭川市内に焦点を当て道北教科書改善連絡協議会(的場光昭会長)が検証する。