特集「北彩都あさひかわ」の全貌 

旭川市の歴史的大事業を展望する
 はじまり
  ・単独事業では成り立たなかった関連する3つの開発計画
 現状と課題
  ・進捗率43%、鉄道高架は平成23年度完成
  ・課題は商業、生活文化展開ゾーンの開発
 高架の効果
  ・高架化で旭川はどう変わる?
  ・商業的効果小さかった帯広
 2つの放送局
  ・気になるFMりべ〜るとHBC旭川放送局の移転先
 夢に終わった構想
  ・屋内スノーボード場建設
  ・北海道一の旭川タワー構想
 追憶・宮前
  ・夢の北彩都計画の陰で消えた町内と球場
 レンガ倉庫
  ・保存・活用模索して14年、市民交流の場として再生?
 駅南開発
  ・北彩都でやっと実現する中心街と神楽を結ぶ夢の架け橋
 賭けた思い
  ・事業推進に尽力した行政マン山谷勉氏

衆院選6区の選挙戦を振り返る
寄り合い所帯で沈んだ金田、組織力で勝った佐々木
 自民・民主の接戦が予想された衆院選6区で、勝ち上がったのは民主の新人・佐々木隆博(56)だった。佐々木秀典に後継指名された時点では、大票田旭川市内での知名度不足が不安視されたが、結果として緻密な組織選挙が従来票をまとめ、無党派層まで取り込む鮮やかな勝利だった。敗れた自民党・金田英行(62)は、候補自身の人気の乏しさに加え、金田、今津、東らの寄り合い所帯の選対構成が空回りし、保守の大同団結を実現することができなかった。共産党の田辺八郎(62)は前回より5000票以上伸ばしたが2強の狭間に沈んだ。(敬称略)
旭川でも沸き返った小泉劇場

 現職の総理大臣が衆院選候補の選挙応援で旭川入りするのは22年ぶりだった。小泉劇場の主役・小泉純一郎総理が、接戦が伝えられていた自民党公認の金田英行の応援にかけつけた。市民の前に顔を見せていたのは30分ほどだったが、集まった聴衆は郵政改革の演説も上の空に、携帯電話の内蔵カメラで撮影に忙しかった。しかしこの小泉フィーバーも金田の集票には効果を発揮しなかったようだ。(文中敬称略)

西川将人が小選挙区で出馬できなかった本当の理由
 旭川の有権者にとっては選択の難しい選挙だった。自民・金田英行が旭川で戦ったのは12年ぶり、対する民主・佐々木隆博は旭川では限りなくゼロに近い知名度。結局、佐々木(隆)が競り勝ったが、最後まで「西川が出馬していればもっと選挙は盛り上がった…」との声が聞かれた。
(敬称略)
民主党の飼い殺し?次への展望開けぬ西川将人
 民主党新人・佐々木隆博の当選を期して戦った民主党の西川将人。“末席”とはいえ比例代表名簿に名前を連ねた立場から、それは当然のことではあったが、周囲の目には「気の毒に…」としか映らなかった。しかも今回の選挙は西川にとっては、国政への階段の“踊り場”でしかなく事実上の足踏み状態だった。将来への展望が開けぬまま、西川はどこに向かおうとしているのか…。(文中敬称略)
6区選挙で見え隠れした新党大地・鈴木宗男の影
 昨年11月に斡旋収賄罪、受託収賄罪など4つの罪で東京地裁から懲役2年の実刑判決を言い渡された(即日控訴)元衆院議員の鈴木宗男が、歌手の松山千春らとともに新党大地を結成して比例ブロックで戦い、なんなく1議席を獲得した。その恐るべき選挙に対する執念はこの第6選挙区でも発揮され、金田英行、佐々木隆博の激戦の狭間で、終始「鈴木宗男」の影が見え隠れしていた。(敬称略)
比例南関東ブロックで当選した旭川出身・杉村太蔵
 衆院選6区への関心がいまひとつの旭川市だったが、そんな中で自民党公認で比例代表の南関東ブロックに出馬した旭川出身で東京在住の杉村太蔵氏(26)=ドイツ証券会社東京支店勤務=に注目が集まった。道内のテニス界では「杉村ファミリー」で知られる杉村潤氏(杉村歯科院長)の長男。今回の選挙はいわば肩ならしのつもりで、将来に期待する声が強かったが、「小泉旋風」による自民党大勝の幸運にも恵まれ初挑戦で見事当選を果した。
「ホテル層雲」二転三転!本間家との新しい関係
 層雲峡の老舗ホテル「ホテル層雲」を運営していた栄光開発(株)が、9月末に清算されることになった。同ホテルは10月1日から、この5月末にホテルの建物を購入したばかりの(株)層雲が直営する。しかし、栄光開発も層雲も、ホテルを設立した旧本間グループの「匂い」がする企業。新しい体制になって何が変わるのか?
旭川にもあった「義経」北行伝説
 NHK大河ドラマ「義経」人気で、全国各地の「義経ゆかりの地」が注目を集めている。「義経は自刃せずに北海道に渡った」という「義経北行伝説」の地、北海道には義経関係の史跡や逸話が数多く存在する。旭川や東神楽町にも「義経台」と呼ばれる場所が残っているが、義経は本当にこの地を訪れていたのだろうか。ロマンあふれる旭川地域の義経伝説を追った。