「ホットライン119」保守管理事業を独占 消防本部と消防協会の不透明な関係
 火災予防などに大きな効果を発揮している旭川市消防本部の災害弱者緊急通報システム『ホットライン119』。「保守業務を旭川市消防協会が独占するのは民業圧迫」との批判が設立時に起こったが、今また再燃している。議会では公明党の安口了議員が執拗に追及。3月9日の予算審査特別委員会では、保守管理費捻出のため消防本部が大幅な予算移し替えを行っていることも表沙汰になった。(記事は3月9日現在)
旭川市長選 再挑戦決めた東、慎重姿勢の自民
 道交法違反の不祥事を起こしてしまった昨年10月以降、旭川市長選への立起を見つめ直していた東国幹氏(38)が、2月20日夜に開かれた連合後援会拡大役員会で「私を育ててくれた皆さんが住んでいるこの街をもっと良くしたい。私もそのための戦列に加わりたい」と改めて立起への意欲を示し、後援会側はそれを了承した。これにより今年11月に予定される市長選に、東氏が再挑戦することがほぼ確定的となったが、一部には“東降ろし”を模索する動きもあり、なお予断を許さない状況だ。
後援会長決まり4選への道の残した菅原功一

 吉竹脩男氏が辞任した後、空席となっていた菅原功一連合後援会長に、市議時代からの支援者で友人の平泉訓氏((有)静屋菓子司社長)が就任した。8ヵ月後に迫った市長選への態度を明らかにしていない菅原市長だが、新しい後援会長が決まったことで、4選出馬への道は残されたといえるようだ。

住民訴訟!エコ・スポ裁判6年間の闘争に幕

 旭川市「エコ・スポーツパーク構想」に関し、同市が結んだ契約により市民は膨大な損害を被ったとして、市民有志が菅原市長や幹部職員、事業を請け負った業者に損害賠償を求めた。いわゆる「エコ・スポーツパーク住民訴訟」(以下、エコ・スポ訴訟)の控訴審判決が2月23日、札幌高等裁判所であった。伊藤紘基裁判長は、契約は違法で無効とした一審判決を支持する一方、一審で認めた市長の責任は取り消した。原告団は「市長の責任を問えなかったことは残念だが、当初の目的は100%達成できた」とし、6年間にわたる訴訟は「住民側勝訴」で幕を閉じた形だ。

名寄市長選/現市長 vs 前議長 高見「がっぷり四つ」
 名寄市と風連町が3月27日に合併、新生名寄市の新市長を選ぶ選挙が4月中にも行われる。昨年12月に現職名寄市長の島多慶志(しま・たけし)氏(68)と、前名寄市議会議長の高見勉(たかみ・つとむ)氏(62)が相次いで立起表明を行っており、合併後初の市長選はこの2人による一騎打ちとなる公算が強い。(記事は3月7日現在)
毎日新聞社説で賞讃された最高裁国保訴訟の杉尾正明さん
 旭川市在住の杉尾正明さん(70)が旭川市を相手に国保料賦課処分の取り消しなどを求めていた「旭川国保訴訟」の上告審で、3月1日、最高裁大法廷(裁判長・町田顕最高裁長官)が杉尾さんの上告を棄却する判決を下した。しかも15人の裁判官が全員、「市の国保条例は合憲」と判断。杉尾さんにとっては予想以上に厳しい内容となったが、11年がかかった訴訟のなかで得たものは多い。
市営住宅家賃「高額滞納者」をついに提訴
 旭川市は市営住宅の高額滞納者5人に対し、住宅の明け渡しのほか、滞納している家賃の全額支払いと、損害賠償金を求める訴えを旭川地方裁判所に起こすことを決めた。市は「『払えない』のなら相談に乗るが『払わない』というのなら法的措置を取らざるを得ない」と話し、今後はその他の高額滞納者にも、強い姿勢で臨む方針だ。
建設中の旭山動物園「新東門」全焼で衝撃走る
 2月28日夕方、急ピッチで進められていた旭山動物園の新しい東門の建設工事現場から出火、鉄骨2階建て延べ約1600平方メートルの建物をほぼ全焼し、夏期営業が始まる4月29日の利用開始が危ぶまれている。「開園に何とか間に合わせたい」と関係者は話しているが、竣工予定がずれ込む可能性もある。
ライバル青木延男が語った「追悼・藤井猛」
 「保守革新対立の時代。藤井は自民党の軍師で、俺は社会党の切り込み隊長として激しくやりあった」―元道議で道議会議長も務めた藤井猛氏が2月13日深夜、84歳で亡くなった。自民党道本の重鎮として存在感を示し、日中友好促進にも尽力した。以下、長年の政治のライバル、元道議青木延男氏の「追悼・藤井猛」。