[総力特集50ページ] 大激戦! 旭川市長選中盤の情勢
西川、加藤 互角の戦い 安住はどこまで食い込むか

 候補擁立を検討していた共産党系の「明るい旭川の会」が荻生和敏(56)=共産党旭川地区委員長=の擁立を決め、同氏は9月25日立起を表明した。これで10月29日投開票(同22日告示)の旭川市長選挙は、表明順に神崎実(44)=道東海大助教授=、安住太伸(36)=前旭川市議=、西川将人(37)=前民主党6区総支部副代表=、加藤礼一(53)=前道議=に荻生を加えた5氏による戦いとなることがほぼ決まった。市長選に5人が出馬するのは1947年以来。投票日に向け激しい票の奪い合いが予想される。(文中敬称略、記事は10月6日現在)

ハイヤー協会が平成ハイヤーを“乗車拒否”
 今年も大人気で入場記録を更新する旭山動物園に、以前から要望のあったタクシー待機場がつくられた。ハイヤー・タクシー会社にとっても利用者にとっても利便性アップの処置だが、正式決定前に協同組合旭川ハイヤー協会から「利用できるのは加盟会社」という文書が出て、締め出された格好の平成ハイヤーからブーイング。最終的には乗り入れOKとなったが、このひと悶着には『ハイヤー協会VS平成ハイヤー』という因縁があるようだ。
風評被害に勝てなかった梶田建設ついに破たん

 高品質のカジタホームを展開し、地元の住宅建築業界をリードしてきた梶田建設(株)(旭川市台場2条4丁目、梶田祐右社長、資本金1000万円)が9月19日、手形を不渡りとし、同時に事業を停止して事後処理を弁護士に一任した。現在債権・債務を確認し、破産申立の準備を行っているが、負債総額は約7億5000万円が見込まれる。

利用低調? 旭川市でも始まった電子申請サービス

 旭川市はインターネットを利用して住民票などの交付申請を行える「電子申請サービス」を10月からスタートさせた。ただ、こうした電子申請サービスを利用するには住民基本台帳カード(住基カード)や電子証明書の取得が必要な上に、専用のカードリーダーも自己負担となることから、すでに導入している自治体の利用件数は低調。外務省が鳴り物入りで導入したパスポートの電子申請は、利用低調、コスト高を理由に今年度で停止が決まっている。

旭川に定着しなかったメイド喫茶
 日本最北端のメイドカフェ「ロランベリー」が10月中旬に閉店することになった。経営陣の「儲けよりも、客同士がコミュニケーションを図る場所を提供したい」という願いがかなわないまま、登場から約8カ月での退場となった。旭川にこのビジネスを支えるだけのニーズは存在しなかったようだ。
郵便局集配廃止で何が変わるのか? 西神楽郵便局の場合
 来年10月の郵政民営化に向け、日本郵政公社では現在、地方郵便局の集配業務を廃止し、都市部の郵便局に集約する「集配郵便局再編計画」を進めている。道内では郡部を中心に160局で予定されており、旭川市内ではすでに江丹別局が9月19日で集配業務を中止、豊田局(東旭川町)、西神楽局も集約化の対象になっている。身近な郵便局はこれから、どのように変わっていくのか。3月までに集配業務が廃止される西神楽郵便局(市内西神楽北1条2丁目)を訪ねた。
意外? 旭川の飲酒運転は減り始めている
 酒に酔った市職員の運転で幼い3人の命が奪われた福岡の事故以来、飲酒運転撲滅の声が高まっているが、意外にも年々飲酒運転の摘発数は減少している。旭川市でも摘発数はこの3年間で大きく減ったが実際のところ飲酒運転が事故に結びつくケースが依然として多いのは事実だ。警察ではパトロールを強化。飲食業界にも協力を呼びかけ飲酒運転撲滅作戦を進めている。
「旭川は素晴らしい街になる」菅原市長のメッセージ
 7月中旬に4戦不出馬を表明した菅原功一旭川市長。任期中に辞職勧告を2回議会から提出される場面もあったが、その一方で「旭山動物園」を全国区の人気施設にするなどその功績は大きい。引退まで残すところ半月となった菅原市長にこれまでの12年間を振り返ってもらった。