北海道経済 主な記事【2007年12月】

主な記事

2007年12月

旭川観光協会会長
稲村健蔵氏71年の凄い足跡

旭川観光協会の稲村健蔵会長が10月22日、胆管狭窄のため71歳で死去した。バイタリティーあふれる行動力で台湾などに独自の人脈を築き国際航空便誘致などに功績を残した。一方で強面、策士などといったマイナス評価もつきまとい、毀誉褒貶相半ばした。

いつの間にか増額が決まっていた旭川市管理職の退職金

旭川市職員の退職手当(退職金)制度が今年度から変更された。一般職については減額となるが、課長以上の管理職についてはなんと年々増加!。これからの5年間で144人の管理職が退職するが、増加分だけでも約4200万円。部長職では改正前より100万円もアップするという。夕張市の二の舞にもなりかねないという財政危機にありながら、なぜ管理職の退職金が増えるのか。「自分たちだけの懐を肥やすなど、とても信じ難い暴挙だ」と市民は怒る!

累積欠損84億円 市立病院黒字化はいつ?

1930(昭和5)年に旭川市立診療所として出発して以来、市民の健康を守ってきた市立旭川病院。しかし、市の一般会計が苦しくなったいま、市立病院の慢性的な赤字経営に市民の厳しい目が向けられるようになっている。今年春には2010年までの中期計画を策定し、収益の改善を図っているが、黒字化達成はさらに先。立派な建物が重い負担となっている。

疑惑の「神楽3条通」異常に広い歩道はやっぱり意図的?

移転補償費をめぐり数々の疑惑が取り沙汰された市道神楽3条通拡幅工事の第1工区が完成し11月中旬、開通した。完成した道路には6.5メートルの歩道が道路の両側にあり、市民からは「歩行者の交通量の割には歩道が広い。やはり、事業の対象外の土地に対し移転補償費を支払うために、あえて広く設計されたのではないか」と疑問の声が上がっている。

西川市長就任1年、望まれる“西川カラー”の発揮

西川将人氏が熾烈な選挙戦を勝ち抜き、旭川市長に当選してから1年が経った。この間、地方自治を揺るがす大事件もなく、政治や行政経験のない西川市長にとっては運にも恵まれたスタートだった。少数与党の弊害も当初予想されたほどのものではなく、まずは無難な船出をしたと言えそうだが、市長選に際して打ち上げた30項目のマニフェストを検証しながら、この1年間を振り返ってみる。

旭山動物園の「民営化論」を検証する

開園以来、特別会計の下、旭川市直営の事業として運営されてきた旭山動物園。ほかの地域では昨年から指定管理者制度を導入した動物園が多いが、旭山は現在の形態を維持する方向だ。一方で、経済人などから、動物園のあり方を見直すべきとの声も聞かれるようになっている。

町内会にも入らない旭川市職員の乏しい参加意識

旭川市における町内会加入率がはじめて65%を割り込んだ。市は転入者を中心にチラシを配布するなど加入を呼びかけているが、その一方で、市職員の未加入者も少なくない。地域活動への参加意識も希薄な職員が目立つ現状に、市民からは厳しい批判の声が上がっている。

北彩都“土壌汚染”の調査・対策費に16億円

JR旭川駅周辺を開発する「北彩都あさひかわ」の事業区域の土壌が汚染されていることがJRや旭川市の調査で分かった。一部の土壌からは6価クロムや水銀、鉛といった重金属類も発見されている。同地区は区画整理事業が終了する2014年以降、事業者や個人へ販売される。市は汚染土壌の掘削除去など安全確保のため万全の対策を講じているが、完全に不安が払拭されるかは微妙だ。

税理士事務所職員の「企業情報」持ち逃げ騒動

私たちが誰にも知られたくない秘密を医者やカウンセラーに話すように、企業はさまざまな秘密の情報を税理士事務所に明らかにする。それは税理士事務所が秘密を決して口外しないと信じているから。その信頼が裏切られてしまったと苦悩している企業経営者がいる……。